2002月8月

中央部分が平成の架け替え部分です
地図
岩国・錦帯橋レポート
日本を代表する木造橋です。 1673年、岩国藩主 吉川広嘉が現在の橋の原型となる木造橋を架けましたが流失しました。 翌年再建され、1950年9月に台風による洪水で流失するまでの 276年間威容を保ちました。 現錦帯橋は、1953年市民の強い要望により、再度、木の橋として再建されました。 橋の長さは、橋面にそって 210m、直線で 193.3m、幅は 5m、橋台の高さは 6.6mです。 反り橋の構造は精巧かつ独創的で、現代の橋梁工学からみても非のうちどころがないと言われています。
山口県岩国市観光課HP
より
平成14年3月完成の第1期工事で第3橋が新しく架け替えられました。


中央の第3橋を下から見上げました。
橋台を下からのぞくと、組み木の一番最初の部分が見られます。最初の一本をきっちりセットしないと、最後の中央部分が会わないとのことです。


橋の裏側は、巻き金とカスガイを使用した「組木の技法」がよくわかります。
昭和28年(1953)1月再建された第1橋の橋台部分です。上の写真と比べてください。


第2橋を南に向かって眺めるとこのようになります。
第1橋を支える橋脚は下の部分が花崗岩を細工し松材と組み合わせ、巻き金で巻いています。

かな釘も伝統の鍛冶で作られたものです。
50年を経ると、ヒノキ材は擦り減ってしまいます。

橋を渡って横山地区に渡ると、吉香公園が広がります。

百日紅(サルスベリ)の花が、満開

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