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一等三角点
飯南町登山マップ
女亀山レポート

行程:登山口(10:33)→神戸川源流碑→作木分岐(11:30)→山頂(11:43)→昼食(12:15)→作木分岐(12:25)→神戸川源流碑(12:50)→登山口(13:00)
標高:830.29m

島根県飯南町
2009年06月07日

「花」レポートはこちら>>>クリック
女亀山は島根県と広島県の県境にある標高830.3mの玄武岩丘です。
山頂部には大径木のブナが残存し、野生動植物の生息及び自生地として良好な自然環境が形成されています。特に、中国山地唯一のギフチョウ発生地として注目すべき地域であるとともに、夏鳥を中心とする鳥類の繁殖、中継渡来地として貴重な地域となっています。
元は女神山と称したがいつの頃から神がカメに転化したものと言われています。丹塗(にぬり)矢神話の女神である玉依(たまより)姫がこの山に住んでいたということからその名がついたと言われています。古くから地方農民の信仰が篤く、明治末年頃までは日照りが続くと盛んな雨乞い神事が行われたそうです。 (飯南町ホームページより)
国道54号線を北上し赤名ドライブインでトイレ休憩。 少し先の電光掲示板を左折します。 突き当たりを左折し道なりに行くと・・・
ビニールハウスが見えてきます。ここを右折すると・・・ 甲亀山地区の最終民家が見えてきます。 手前には「女亀山岩座遺跡」の石碑があります。
最終民家の前を左方向に車を進めると・・・ 未舗装の道になります。 林道右手の町有林資材庫を過ぎると、
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右手に島根県自然環境保全地域の案内板があります。
ここに車を停めて・・ 登山開始です。
沢を左に見ながらしばらく登ると最初の橋があります。 渡って杉の植林を歩きます。 横木の階段が現れます。
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蛙に見えます??
15分ほどで神戸川源流碑に着きます。 碑の後ろ側に源流があります。
植林は尾根まで続きます。
このあたりでアカショウビンの鳴き声が聞こえました。
クリック(約17秒)
2秒あたりと12秒あたりで聞こえます。ボリュームは大きくしてお聴きください。
この階段を登りきると・・・ 尾根道に出ます。
このあたりから広葉樹林に変わってきます。
岩の尾根道を進むと ブナの大木が現れます。
空気が洗われたようで快適な空間です。 画像クリックで拡大します
ブナ
癒される山道です。
山頂手前で作木町からの山道と合流します(大ブナ林登山道) 画像クリックで拡大します
ブナ
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ブナの実
山頂手前の急登を 登りきると・・・ 山頂の女亀山神社です。
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広島県設置の案内板。
山頂広場は意外と広い空間です。(展望はありません) 一等三角点にタッチ!!
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山頂手前の東に開けた場所が一箇所ありました。
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ブナの実がいたるところに落ちています。
赤名トンネル手前から女亀山方面を望みます。
久しぶりの山歩き、そこで今回は少し楽な山を選びました。一等三角点もあるということで女亀山に決めました。初めての山はワクワク、ドキドキ・・・とりあえず鈴を鳴らし笛を吹き、おまけに今日はラジオまで持参です。登山口での景色は等検境の歩き初めとよく似た穏やかな登りで、のんびり草花を楽しみながら、おしゃべりに花を咲かせ歩きました。杉の植林を過ぎると目に飛び込んできたのは素晴らしいブナの原生林・・・大樹もたくさんありました。その雄大さに圧倒され見上げるばかりでなかなか足が進みません。ブナに見とれているとM君がアカショウビンの声に気づきました。こんなことも初めてなのでもう大感激!!久しぶりの山でしたが、何だか大きな収穫と素敵な出会いに山への思いが一層強まり元気を一杯頂き喜びを噛み締めた一日でした。(ゆ)