森鴎外旧居 木造平屋建て、瓦葺きの簡素な造りで、日本を代表する文豪・鴎外が幼少時代を過ごした家です。4畳半の彼の勉強部屋や、藩医の家らしく調剤室も残っています。のちに医学博士、文学博士、鴎外となる森林太郎の暮らしぶりがうががえます。
森鴎外記念館と隣接しています。 
津和野大橋から徒歩10分 見学料 100円 9:00〜17:00 無休  
亀井氏別邸
森鴎外の生家からほど近くにある、白壁に囲まれた大きな武家屋敷。亀井藩主の別邸で、歴代の重宝品、ヨーロッパの染色デザインを展示している資料館です。亀井家は元和2年(1616年)より明治の廃藩置県(1871年)までこの地を治めました。特に第13第当主のコレクションである「19世紀ヨーロッパの染色デザイン」は、大名家ゆかりの品々とヨーロッパの染色デザインという異色の取り合わせ。他に類を見ないもので日欧の文化交流の一翼を担う館となっています。また一歩外へでて庭を見てみると、鶴をかたどった池を中心とした日本庭園があり、築算のあずまやからは三本松城跡の石垣を望むことができます。
西周旧居 現在、国による修復工事が施されているため入場はできませんが、 ヨーロッパの学間や思想の啓蒙運動に努力した、哲学者・西周が21歳まで暮らした家です。鴎外と同じく医者の家で、茅葺きの小さな母屋と、勉強部屋に使った土蔵、周囲を囲む土塀が残っています。 
森鴎外旧居から徒歩1分   

カトリック教会
内部は畳敷きで、鮮やかなステンドグラスが印象的な石造りの教会。 昭和6年、ドイツ人ヴェケレーによって建てられたもので、城下町の古い町並みに西洋ゴシック建築の建物がひときわ目を引きます。隣接して乙女峠展示室があります。
この教会で結婚式をあげると、隣接する幼花園の子供達と多くの観光客の祝福がついてきます。
津和野駅から徒歩10分 
教会は見学自由、展示室は100円 7:30〜17:00 無休
津和野今昔館 昔の大きな民家を想わせる建物の中に、電話、ミシン、アイロンなど、明治・大正・昭和期の生活用具を展示しているユニークな博物館。手回しの電話や蓄音機などを実際にさわらせて操作できるなど貴重な体験ができます。カメラやランプなどアンティークファン必見のスポットです。また津和野が輩出した多くの先哲の著書も多数展示しています。
●開館時間:10:00〜17:00(入館16:45)
●休館日:毎週木曜日 臨時休館有
●入館料:大人300円・中学生以下300円(20名以上は50円割引)
●駐車場:40台
●電話:08567-2-3278
杜塾美術館 日本家屋の木のぬくもりと、陰影に富む空間。 津和野藩の筆頭庄屋屋敷を往時のままに復元し、中尾彰、吉浦摩耶画伯の心和む絵画を展示しています。故 中尾彰氏は、1905年津和野生まれ独立美術協会員。1年の半分を蓼科高原に住み、創作活動を続けていました。また展示さている版画 「闘牛技」はスペインの国民的画家ゴヤの作品。特に「闘牛シリーズ」最終版は、原盤は現在ではマドリッドにある聖フェルナンド国立アカデミー美術館に収納されており、今後新たに増刷されることのない貴重なものとなっています。
●開館時間:9:00〜17:00
●休館日:年始1/1〜5
●入館料:大人500円(400円)中学生300円(240円)小学生300円(240円)
  ( )は15名以上割引価格
●電話:08567-2-3200

津和野町観光協会HP「観光ガイド」より